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title: "生活保護受給者が放ってはいけないNGワード「前の担当者は～」"
url: https://sub.tech-life-media.com/services/36.html
date: 2026-09-10
modified: 2026-09-10
lang: ja
author: "土屋　勇芽（ゆうが）"
description: "生活保護の担当ケースワーカー交代時に「前の担当者は対応してく..."
categories:
  - "サービス・トラブル解決"
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word_count: 35
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# 生活保護受給者が放ってはいけないNGワード「前の担当者は～」

生活保護の担当ケースワーカー交代時に「前の担当者は対応してくれた」と発言することは避けるべきです。過去の柔軟な対応は前任者の裁量による場合が多く、前任者と比較する主張は新しい担当者との信頼関係を損ねる原因となります。

この発言は担当者の対応を厳格なマニュアル通りに硬直化させ、柔軟な支援を受けにくくするリスクがあります。要望がある場合は過去と比較せず、現在の困窮状況と必要な理由を客観的に伝えることが推奨されます。

毎年、役所の異動シーズンになるとケースワーカー（以下、CW）が交代することがあります。新しい担当者との顔合わせの際、多くの受給者が無意識に口にしてしまいがちな「絶対に放ってはいけないNGワード」があります。

それが、「**前の担当者は〇〇してくれたのに…**」という言葉です。

一見すると単なる不満や要望の提示に思えるこの言葉ですが、実はこれを発言することで、今後の生活保護の受給において自分自身の首を強く絞める結果になりかねません。

今回は、なぜこの言葉がNGなのか、制度の裏側にある「**裁量**」と「**マニュアル**」の観点から論理的に解説します。

## なぜ「前の担当者は…」が絶対NGなのか？

結論から言うと、この発言は「CWとの信頼関係を破壊し、以後の対応を完全にマニュアル化させてしまうトリガー」になるからです。具体的な理由は以下の3つです。

### 過去の「配慮」は当然の権利ではない

生活保護の運用は、「**保護実施要領**」や「**生活保護手帳**」「**別冊問答集**」といった分厚いマニュアルに基づいて行われます。しかし、現実の生活はマニュアル通りにはいきません。

優秀な、あるいは親身なCWほど、受給者の個別の事情を汲み取り、マニュアルの記載とは必ずしも完全に一致しない「**グレーゾーンの柔軟な対応**」**や**「**特別な裁量**」を効かせてくれているケースが少なくありません。

「**前の担当者はやってくれた**」と主張することは、その「**特別な配慮（＝本来ならグレーな対応）**」を「**自分の当然の権利**」として要求する行為です。これは制度上、非常に筋の悪い主張となってしまいます。

### 現在の担当者を否定し、警戒させてしまう

自分が新しい職場や部署に配属されたときのことを想像してみてください。「**前の人はもっと融通が利いたのに**」と初対面で言われたら、どう感じるでしょうか。

CWも一人の人間です。前任者と比較され、見下されるような発言を受ければ、感情的な反発を覚えます。同時に「**この受給者は、少しでも自分の思い通りにならないとクレームをつけてくるかもしれない**」と強く警戒心を抱かせてしまいます。

### 「完全マニュアル対応」に硬直化するリスク

ここが最も恐ろしいポイントです。新しいCWが取る運用はただ一つ、「**一切の裁量を捨てて、保護実施要領や生活保護手帳の記載通りに厳格に処理すること**」です。

- 「**前任者は見逃してくれていた少額の申告漏れを厳しく指摘される**」

- 「**口頭で済んでいた報告に、すべて書面の提出を求められる**」

- 「**個別事情を考慮した通院交通費の支給などが却下される**」

「**前の担当者は～**」という言葉は、現在のCWに対して「**前任者はマニュアル外の不適切な対応をしていましたよ**」と内部告発しているのと同じです。組織の人間である以上、それを聞いた新しいCWは「**自分は絶対にルール通りに（厳格に）やろう**」と判断せざるを得なくなります。

## ルールと裁量の境界線を理解する

生活保護という制度において、ケースワーカーは非常に大きな権限を持っています。しかし、その権限（裁量）は、「**受給者の自立を助けるため**」**であり、かつ**「**CWと受給者との信頼関係**」の上に成り立っているものです。

過去の柔軟な対応は、前任のCWが「**この人になら、ここまで融通を利かせても問題は起こさないだろう**」という信頼のもとに、ある種のリスクを背負って行ってくれていた「**イレギュラーな処理**」である可能性が高いのです。

それを盾に取ることは、前任者の顔に泥を塗り、後任者の態度を硬化させるだけの「**百害あって一利なし**」の行為です。

### 新しい担当者と良好な関係を築くための正解アクション

では、担当者が変わり、これまでのやり方が通用しなくなったり、対応が厳しくなったりした場合はどうすればいいのでしょうか。

> **正解：** 前任者との比較は一切口に出さず、「**現在の自分の困窮状況**」や「**なぜその配慮が必要なのか**」という**事実と理由だけをフラットに相談する**。

「**前はこうだった**」ではなく、「**現在こういう理由で困っているので、〇〇のような対応はできないでしょうか？**」と、あくまで「**新しいCWに対する新規の相談**」として持ちかけるのが鉄則です。

## まとめ：自分の首を絞める言葉は封印しよう

- **「前の担当者は〇〇してくれた」は絶対NGワード**

- **過去の柔軟な対応は、権利ではなく「前任者の個人的な裁量・配慮」**

- **比較発言は新しいCWを警戒させ、完全マニュアル対応（厳格化）を招く**

生活保護を受給していく上で、担当ケースワーカーとの関係性は生活の質に直結します。不要な波風を立てず、制度の枠組みの中で賢く立ち回るためにも、担当者変更時のコミュニケーションには十分注意しましょう。